親知らずを抜歯した後、2、3日して痛みが増してきた… そんな経験はありませんか? 通常、抜歯後痛みがあるのは当日、翌日くらいで、徐々に良くなってくるのが一般的です。 しかし、3日目も痛み止めが手放せない…このような症状は「ドライソケット」と考えられます。 ドライソケットとは、簡単に言うと抜歯後にかさぶたが出来なかったために、 傷口である骨面が剥き出しになってしまい、治癒することが出来ない状態です。 隣の歯の歯ぐきが痛いような感じにもなります。 かなりの痛みを伴うため、痛み止めを飲み続ける人もいます。 …ご安心ください、特効薬があります! 「サージカルパック」と「ペリオフィール(ミノサイクリン塩酸塩)」 の組み合わせで劇的に治ります!! 抜歯窩(抜いた穴)にぺリオフィール軟膏を入れ、その上からサージカルパックで蓋をすると 10分後には痛みは改善します。 当院で処置した方は、その日の夜に美味しく焼肉を食べることができました( ^ω^ ) 上がサージカルパック、下がミノサイクリン塩酸塩です。 サージカルパックについては、歯ぐきの包帯とも言われ、 当院別ページにて詳しく説明しています。 |
ドライソケットの画像を追加しました。 ちょっと見えづらいですが、場所としては下の親知らずです(鏡に映して撮影)。 抜歯した穴の中が黒っぽく見えます。 抜いた翌々日くらいから痛みが増してきました。 抜糸を行い、洗浄後、ペリオフィールを入れ、その上からサージカルパックで覆いました。 この処置後痛みはかなり改善し、食事も気にせずに摂ることができました。
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