愛媛県宇和島市 ますだ歯科医院 |
当院で行う嚥下内視鏡検査について詳しく説明します。 この検査では、鼻咽腔ファイバー(軟性鏡)を用います。鼻からこの細い観察用の管を挿入した状態で、食べ物や飲み物を摂取し、嚥下する時の状態を観察・評価する方法です。 これが鼻咽腔ファイバーです 直径2.9mm, 長さ35cm 手元のレバーを操作して内視鏡の先端を曲げ、目的の場所を観察します。
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内視鏡の挿入位置を以下の画像の赤い線で示しています。 内視鏡を挿入したまま食べ物を摂取します。 食道は気管より背中側にあり、普段は物が通過しないようになっています。 飲み込みの反射が起きると、赤い点線で囲まれた喉頭(喉仏)が上がることで喉頭蓋が後ろに倒れて喉頭を覆い、その瞬間だけ食道の入り口が開いて食べ物が食道から胃へと通過していきます。
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内視鏡検査の実際の画像です。食道の入り口の少し上方にあるくぼみが梨状窩、喉頭蓋の裏にあるくぼみが喉頭蓋谷で、嚥下障害があると梨状窩や喉頭蓋谷に食べ物がよく貯まります。
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嚥下内視鏡検査の利点 咽頭・喉頭の粘膜を直接見ることができるので、食べる前から咽頭の中が汚れていたり、唾液や分泌物の貯留がある場合は、嚥下機能の低下が考えられます。 印のところに泡沫状の唾液が溜まっている様子です。 嚥下内視鏡検査の欠点 内視鏡挿入時、人によっては違和感があります。内視鏡の先端は咽頭の部分にあるため、食べ物を咀嚼する様子や舌の動き、食べ物が食道を通過する様子は観察できません。 |
嚥下内視鏡検査の評価の実際 それでは嚥下内視鏡検査では実際にどのようなことを評価するのでしょうか。
引用:昭和大学歯科病院 口腔リハビリテーション科 最近よくムセたり、飲み込みのことが心配な方は、一度ますだ歯科医院までご相談ください。
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