愛媛県宇和島市の歯科医院  医療法人真穂会 ますだ歯科医院 【歯周病治療・予防歯科・小児矯正・インプラント治療・ホワイトニング】

小児矯正のQ&A

<小児矯正治療に関しての質問にQ&Aでお答えします>

Q:矯正治療を始めるのに適切な年齢は?

A:小学校入学頃に一度ご来院いただき、治療の開始時期について検討するのが良いと思います。小児の治療では、お口の中全体の環境をよりよく成長誘導することができます。骨格の成長を誘導することはとても重要なので、開始時期について不安があれば是非ご来院ください。


Q:子供の矯正は大人の矯正と違うのですか?

A:大人の矯正との最大の違いは、子供の治療は2段階で行うことです。
 1期治療(子供の治療)は、およそ10歳前後で行います。この時の最大の目的は「顎骨の成長を適切にコントロールし、永久歯が並ぶことができるように導く」ことです。この成長を誘導するという治療はお子様の限られた時期にしかすることのできない治療です。

 例えば下顎の方が上顎より前に出る反対咬合などは、1期治療でお口の環境を調整することで、下顎が成長しすぎないようにコントロールする効果もあります。また、開咬症や上顎前突(出っ歯)などの上下顎の不調和に対しても効果があります。

 その後の2期治療とは、永久歯全体の矯正治療です。ブラケットとワイヤーを用いて固定した装置で歯並びをきれいに整えていきます。


Q:歯並びが悪いと見た目以外に何がよくないのでしょうか?

A:歯並びや噛み合わせが悪いと、歯周病や虫歯になりやすくなります。これは歯が重なったりしている部分が並んでいるところよりも磨きにくいからです。
 また、歯並びや上下顎の不調和が発音障害の原因となる場合があります。歯並びが悪いことで心理的なコンプレックスになることもあります。

Q:矯正治療する場合は歯を抜かないといけないでしょうか?

A:できるだけ抜歯をしないためにも小児からの1期治療が重要です。しかし、永久歯が大きすぎたり、上下の顎の大きさに不調和がある場合に抜歯が必要になることもあります。
 抜かずに無理に並べようとすると出っ歯になってしまったり、上手く噛めないなどの症状が出る場合があります。
 当院では、本当に抜歯が必要かどうかの精査、検討、説明をして納得していただいてから治療を開始しています。


Q:矯正治療は痛いというイメージがありますが…

A:特に、2期治療で使用するブラケットに関してこのイメージがあると思います。
初めてブラケットを装着してから2、3日は痛みを感じる方が多いです。これらの痛みは1週間程度で慣れてきます。毎月のブラケット調整後にも多少の痛みはありますが、みなさん慣れています。
 心配な場合は痛み止めを処方することもできます。

Q:治療期間はどれくらいかかりますか?

A:子供の場合は1期治療に1年半ほど、2期治療に1年半〜2年半ほどかかります。そして、1期治療と2期治療の間に期間が空く場合もあります。
すでに永久歯に生え変わっている場合は、2〜3年かかります。


Q:治療期間中に制限はありますか?

A:普段の生活に多くの制限はありませんが、硬い物を思い切り咬むのは控えてください。歯の痛みの原因になったり、装置が外れたりすることがあります。また、吹奏楽などの楽器を使用される場合は、種類によっては治療できないこともありますので、事前にご相談ください。

Q:治療が終わったらもう通わなくていいですか?

A:矯正治療後はメンテナンスに通っていただきます。
また、治療後は歯が動かないように保定装置(リテーナー)を使用します。固定式と取り外し式のものがあります。保定装置は最低2年と言われていますが、ずっと使用することをおすすめしています。


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