愛媛県宇和島市の歯科医院  医療法人真穂会 ますだ歯科医院 【歯周病治療・予防歯科・小児矯正・インプラント治療・ホワイトニング】

歯周病治療

歯周病とは

 歯周病は、むし歯と同じく細菌による感染症で、虫歯と歯周病では細菌の種類が違い、虫歯が歯の表面のエナメル質を溶かしていくのに対し、歯周病は、歯の周りの組織が侵される病気です。

 歯と歯の間や歯ぐき(歯肉)のすき間などにたまるプラーク(歯こう)や歯石(プラークが硬くなったもの)には細菌が多く潜んでいます。歯周病はそのプラークによって引き起こされます。

 プラークの栄養分は食べカスに含まれる糖質で、成長するとバイオフィルムと呼ばれるネバネバした物質になります。歯と歯肉の間にはだれでも1〜2ミリのすき間(ポケット)がありますが、ここにプラークがたまると、そのうちに歯ぐきが腫れるなど歯肉炎になります。
 
 歯周病は歯肉炎と歯周炎に分けられます。
 初期の歯肉炎の段階であれば、歯磨きでプラークを取り除き、歯科医院で歯石を除去してもらうことにより治っていきますが、放置するとポケットが深くなり、歯を支える歯槽骨が溶け始め、歯周炎になります。
 通常、歯周ポケットが4ミリ以上になると歯周炎の中程度。歯周ポケットが7〜8ミリ以上になると重度歯周病。

 しかし、炎症が歯槽骨に達した段階でも、痛みはそれほど感じないことが多く、気が付くと、歯槽骨の破壊が進んで歯がグラグラということもあり、自覚症状が出にくいのが、この病気の怖いところです

歯周病治療例

医院ではこのような治療を行っています

歯みがき指導
歯みがき指導前 歯みがき指導後


赤くプクプクに腫れた歯肉
痛々しい状態です。
ピンク色に引き締まった歯肉
スマートになりました。

中等度歯周病
中等度治療前 外側 中等度治療後 外側

中等度治療前 外側 中等度治療後 外側

歯と歯ぐきの境目にはプラークがベッタリと
くっついて歯ぐきは赤く腫れ痛々しい状態です。
1日30分の歯みがきと歯石除去で
ピンク色に引き締まった歯肉になりました。

重度歯周病
重度治療前 外側 重度治療後 外側

重度治療前 外側 重度治療後 外側

歯を支える骨がすでに溶けて歯が
ぐらぐらと動揺し長くなって見えます。
腫れた歯ぐきは引き締まり一時的に
歯の動揺を抑えるために固定しています。
左下1は抜歯してあります。

歯周病レベルチェック  【あなたのお口の中はどのレベル】

健康な状態

歯肉がぴったりと歯に沿っていて、ピンク色できれいです。とても健康な理想的な状態です。骨には全く異常を認めません。
歯肉炎

歯と歯肉の境目に歯石がついていて、歯肉が少し赤く炎症を起こした状態です。しかし、まだ骨には異常はありません。
歯周炎

歯の周りを支えている骨が溶け始めています。軽度に歯牙動揺を認め、目で見えない部分「根」にまで歯石が付着。歯肉の状態は痛々しいです。
重度歯周病

赤くブヨブヨに歯肉が腫れています。ビッチリと歯石が付着し、歯を支えている骨が溶け歯牙動揺が著しく膿が出ています。

歯周病はジワジワ進行します!

歯周病のチェック

歯周病は「沈黙の病気」と呼ばれるくらい痛みもなく悪くなっていることに気づきにくい病気です。しかし、歯周病セルフチェック表を参考に程度を知ることができます。


合計で5点〜25点の方は軽度から中等度の歯周病の可能性があり、30点以上の方は進行した歯周病の疑いが濃厚です。自己診断を参考に歯周病の検査を受けることをお勧めします。

歯周病克服の道

この病気を克服するには、次の四つのキーワードが重要となります。


以上の四つを十分理解したうえで、私たちといっしょに歯周病菌と戦っていきましょう
その結果はゆっくりですが、確実にあがっていくはずです
どうか根気よくお通いになってください。





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